◆ ヘアカラー?ヘアマニキュア?正しく知ってしっかり白髪ケア

白髪ができる原因には加齢、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、栄養不足、生活習慣の乱れなど色々な要因ががあげられますが、白髪の3大原因はメラニン不足、過酸化水素の蓄積、成長ホルモン不足だと言われています。
白髪の改善対策としては白髪染めを使う方法があります。
市販の白髪染めにはヘアカラーやヘアマニキュア、シャンプー、トリートメント、ヘアスプレー、タッチカラーなど様々な種類があります。
その中のヘアカラーやヘアダイと呼ばれる白髪染めは永久染毛剤と言い、その名のとおり永久に髪を染めることを目的としたものです。
そのメカニズムは髪表面のキューティクルを開き、染めたい色を髪の内部に染み込ませて定着させることによって白髪に色をつけます。色持ちがよくカラーが定着しやすいのが特徴です。
髪を染める前のキューティクルは閉じています。アルカリ剤を使って髪のキューティクルを開き、そこへ染料を入れやすくします。
開かれたキューティクルから主に、直接染料と間接染料、カプラーと呼ばれる3種類の染料を髪の内部に浸透させ、過酸化水素を入れることに世って化学反応を起こさせます。
それによって髪の漂白と、間接染料とカプラーが結合し発色するメカニズムになっています。
またその結合によって分子が大きくなり、キューティクルの隙間から出られなくなることで色が定着します。
ヘアマニキュアやトリートメント、ヘナは半永久染剤に分類され、ヘアマニキュアは髪の表面を染料でコーティングし、トリートメントやヘナは染料を髪の内部にしみこませて色付けをします。
永久染毛剤よりも髪や頭皮への負担が少なく、使うたびに徐々に染まっていくのが特徴です。
ヘアスプレーやタッチカラーなどは一時染毛剤に分類され、髪の表面にのみ染料を付着して色付けをするものです。
手軽に髪を着色することができるのが特徴で、皮脂や汗などで落ちる事はありませんがシャンプーで洗うことで落とすことができます。
◆ 髪の毛を傷めない白髪染めの選び方
<白髪染めで髪が傷む理由>
白髪染めは白髪を人工的に、個人が希望する色に染めることができるため大変便利です。
しかし、白いものを着色する、特定の色に染め上げるわけですから、そこには薬品同士の化学反応の力を必要とします。
ですから、敏感肌の人、あるいはそうでない人でも、これを使用することで毛や頭皮が傷んでしまうのです。
また薬品をつけるわけですから、キューティクルにもダメージが及びます。
キューティクルとは、髪の毛の表面を覆っている薄い細胞の膜のことです。
これがきれいに整っていると、潤いとしなやかさが守られているのですが、これはドライヤーの熱やブラッシング、紫外線などのダメージにより剥がれ落ちてしまいます。
日々のシャンプーやコンディショナーなどでケアすることも可能ですが、完全に再生させることはできません。
そしてその程度が酷くなると、毛先から傷んでくると言う具合です。
そしてキューティクルにダメージを与える原因として、白髪染めを含むカラーリングの薬剤も含まれています。
<髪を傷めない白髪染めの選び方における注目点>
一度の使用で黒く染まると言うことは、それだけ薬剤の力が強いと言うことです。
その点を考えると、手間はかかるけれど何度か使用していく内に着色されていく、色に染まっていくものが、ダメージが少ないと言うことができます。
その点に注目して選ぶとすれば、様々なタイプのものが販売されている中でも、トリートメントタイプのものが良いです。
トリートメントタイプのものは、文字通り普段、シャンプーの後のトリートメントとして使用することができます。
毎日、使い続けることで少しずつ、色がついていきます。
キューティクルを開いて色を入れる普通の白髪染めとは異なり、トリートメントタイプはその表面を染料でコーティングするだけなので、キューティクルに対してのダメージもとても少なく済みます。
含まれている成分が、トリートメント効果も重視しているため植物由来であることが多いのも、とても魅力的です。
一度の使用では完全に染色されない、また普通の白髪染めと比較すると色落ちが早いと言うデメリットはありますが、頭皮などの健康を傷めないのは大きなメリットです。
参考サイト
白髪染め 男性 URL:https://shiragazome.jp/
30代・40代、白髪が気になり始めたけれど、どの白髪染めを選べば良いのか分からない、という方が多くいらっしゃいます。【男性用白髪染め】徹底比較&選び方ガイドでは、そんな方々のために、男性用白髪染めを徹底比較して、正しい選び方をガイドしています。
ALL About白髪の原因と対策 URL:https://allabout.co.jp/gm/gl/21097/
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